2007年11月08日
 ■  アンコンで

先週末、地区大会が終了。
コンテスト部門参加3チームはすべて通過(1,4,6位)。
フェスティバル部門2チームは1位(GP)と2位でした。
ほとんど練習を見てやれなかったのに、
よく頑張ったというか、先輩や講師の先生方の
ご指導の賜物というか、どれもいい演奏だったと思います。

ただ、すこし、引っかかるところがありました。

閉会後、フェス部門の生徒が泣いているのです。
どうやら、「せっかくいい演奏が出来たのに、
自分たちは上位大会に行けないのが悔しい!」のだそうな。
何故、そこまで、コンクール!なのでしょう。
どうも彼らは、コンクールというと
とりたてて一生懸命に練習します。

別の機会に、ある私立中高の合唱部の演奏を聴きました。
プログラムのトップはアカペラで「ジェリコの戦い」
なんと、音取りもしないでいきなり始めました。
にもかかわらず、ハーモニーも発声もほとんど完璧。
とても上手で、一生懸命練習を重ねてきたことがよくわかります。
ところが、
何曲か聴いているうちに飽きてきました。
何かと考えてみて、お客さんに楽しんでもらおうという
視点がないように感じました。
部活として真面目に練習はするが、どんな聴衆に、何を聴かせるか、
これがはっきりしないのです。

どちらも、何か、もの足りません。

投稿者 iwata : 2007年11月08日 23:55

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.mousai.sakura.ne.jp/eternalwind/mt/mt-tb.cgi/127

コメント

コメントしてください




保存しますか?