2007年05月16日
 ■  音楽の本質

過日パイパースで取り上げて頂いた逗子高-Octet、
新旧のメンバーによる編成で、
久しぶりに中川先生のレッスンがありました。

ハイドンのフェルド・パルティータという
オーボエ、ホルン、ファゴット各2編成の曲の
全曲アレンジが進行中で、
こちらがさらうのが全然間に合わないペースで
先生は編曲を仕上げていきます。

それにしても、
拙い生徒の演奏を聴いて、先生がおっしゃる事は、
いちいち、音楽の一番大切な部分だと、
つくづく感じざるを得ないのです。
単純なこと、わかっているはずの事、
言われるとしつこいと思うようなこと、
でも、気がつくと、おろそかにしてしまっている事、
基本の技術に極みがない事を考えさせられます。

そして、歌う事。
「音大に行くと、私は歌、私は楽器、、、、、と
すぐにそれぞれの世界に籠もろうとするけれど、
ほんとうは、同じ事のはずだ。。
みんな心でうたっているんだよ」
というようなことをおっしゃっていたように思います。

生徒の達の心に残ったでしょうか。
私がレッスン料を出すべき至福の時間でした。

投稿者 iwata : 2007年05月16日 22:20

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