逗子高校吹奏楽部の紹介

学校の概要 本校は逗子市内でも緑の深い池子地区にあり、
背後に鷹取山や神武寺の森が続き、豊かな自然環境に恵まれた立地である。
大正11年に「逗子実科女学校」として創立されたのち、幾たびかの変遷を経て、
現在の県立普通科高校(共学)になっている。
逗子は穏やかな文教都市であるが、少子・高齢化が顕在化するなかで
池子米軍住宅をかかえ、これからの街作りには今日的課題が多く含まれている。
そうした中、本校のカリキュラムには「福祉実践」が設置され、
社会福祉への取り組みが学校の特色となっている。
吹奏楽部の紹介 吹奏楽部の歴史も長く、昭和38年頃に有志によって設立されたようである。
その後、活発な活動を続け、卒業生の中には音楽を続け、
演奏家や指導者となっている方も多い。
しかし、学校のクラス減とともに部員が減少し、活動が停滞しそうになったが、
地域との連携を軸とした活動を展開することで、
再び活発な演奏活動が行えるようになってきた。
本校では年に一度の定期演奏会を、
<定期演奏会+フレンドシップコンサート>として実施している。
前半は<定期演奏会>で、高校生だけの演奏と、演出付きのステージ。
後半は交流とチャリティーを目的としたステージ<フレンドシップコンサート>である。
<フレンドシップコンサート>は地域の高齢者、中学生、
池子米軍住宅のアメリカ人という幅広い参加者を得て行われるている。
演奏会チケットからユニセフと逗子市社会福祉協議会への
毎年10万円以上の寄付が出来るようになった。
その他にも、地域の高齢者施設、障碍者施設、池子米軍住宅を訪問演奏している。
そうした中で部員たちは、多くの人との出会い、視野を広げ、精神的に成長しているようだ。
演奏技術面でも部員達は着実に成長してきた。
平成11年度吹奏楽コンクール(高校B部門)では、東関東大会に出場し、
県代表中ただ1校の<金賞>を獲得した。
平成12年度はA・B両部門に出場し、A部門で県大会出場、銀賞を受賞した。

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